ゲルティー・コリGerty Theresa Cori
生化学者[チェコ→アメリカ]
1896年 8月15日 生
1957年 10月26日 死去享年62歳
ゲルティー・コリ(Gerty Theresa Cori, 1896年8月15日 - 1957年10月26日)は、プラハ(当時のオーストリア・ハンガリー帝国、現在のチェコ)出身のアメリカ合衆国の生化学者。
エネルギーの貯蔵や消費におけるグリコーゲンの分解・再生成の機構を解明したことにより、夫のカール・コリ、アルゼンチン人研究者のバーナード・ウッセイとともに1947年度のノーベル生理学・医学賞を受賞した。
炭水化物の代謝を解明した彼らの研究は2004年に、アメリカ化学会が制定する科学における歴史的ランドマークに選ばれた。
生涯=
ゲルティーはユダヤ人の家庭に生まれ、女子の学校に入るまでは家庭で教育を受けた。
小児科医の叔父が彼女に医学部を勧め、1914年にプラハ・カレル大学に入学したが、その頃は女生徒は少ししかいなかった。
そこで彼女はカール・コリと出会い、卒業後の1920年に結婚し、カトリックに改宗した。
1922年、夫妻はニューヨークのバッファローにあるロズウェルパーク癌センターで働くため、アメリカ合衆国に移住し、1928年に帰化した。
アメリカでは、彼女らは体内でのエネルギーの生成機構の研究に取り組み、生化学的な観点からグルコースの代謝経路を研究した。
ロズウェルにいる間に、夫妻は50の学術論文を出版した。
またゲルティーは単独で11の論文も発表した。
1929年、彼らは、彼らの名前を冠した理論を発表し、後にノーベル賞を獲得することとなった。
コリ回路は、筋肉→ ……
ゲルティー・コリさんが誕生してから、128年と83日が経過しました。(46835日)
亡くなってから、67年と12日が経ちました。(24484日)
22351日間 生きました。