石田郷子いしだきょうこ
俳人[日本]
1958年 5月2日 生 (満66歳)
石田 郷子(いしだ きょうこ、1958年5月2日 - )は、日本の俳人。
東京都出身。
経歴=
父・石田勝彦、母・石田いづみはともに石田波郷に師事した俳人。
1986年、やはり波郷の門人で母とも親しかった山田みづえ主宰の「木語」に入会、山田に師事。
1997年、第一句集『秋の顔』にて、第20回俳人協会新人賞を受賞。
2004年、「椋」を創刊、代表。
2008年、大木あまり、藺草慶子、山西雅子とともに「星の木」を創刊。
作風=
「あきらめないで、自分の受けた印象にぴったりした正確なことばを使って表現すること」を信条とする。
「思ふことかがやいてきし小鳥かな」「ことごとくやさしくなりて枯れにけり」など、やさしい言葉を使い情感を素直に表した句が多い。
十七音にものごとが圧縮されているのではなく、ちょうど十七音の、あるいはそれに余裕をもったことがらが掬い取られている、そんなたたずまいの作品を制作する。
また、師の山田みづえは、「空気の流れに漂っている何かをすっとキャッチしたような郷子俳句」と、その特徴を語っている。
著書=
句集『秋の顔』 ふらんす堂、1996年
『俳句・季語入門事典』(全五巻)(編著) 国土社、2002年-2003年
句集『木の名前』 ふらんす堂、2004年
『俳句の意味がすぐわかる! 名句即訳 蕪村』 ぴあ、2004年
『俳句の意味がすぐわかる! 名句即訳 芭蕉』 ぴあ、2004年
『石田郷子作品集〈1〉』 ふらんす堂〈ふらんす堂文庫〉、2005年
句集『草の王』 ……
石田郷子さんが誕生してから、66年と203日が経過しました。(24310日)