モリス・チャンMorris Chang
実業家、TSMC 創業者[台湾]
1931年 7月10日 生 (満93歳)
モリス・チャン(Morris Chang)こと張忠謀(ちょう ちゅうぼう、1931年7月10日 - )は、中華民国の実業家である。
世界初で世界最大の半導体製造ファウンドリであるTSMC(台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング)の創業者であり、元会長兼CEOである。
台湾の半導体産業の創始者として知られている。
生涯=
張は浙江省寧波市に生まれた。
若い頃は、小説家かジャーナリストを志望していたが、鄞州政府の役人だった父親の説得で、それを諦めた。
国共内戦中で中華人民共和国が成立する1年前の1948年、張は香港に移住した。
その翌年にアメリカ合衆国に渡りハーバード大学に入学した。
2年生の時にマサチューセッツ工科大学(MIT)に編入し、1952年にMITで機械工学の学士号、1953年に修士号を取得した。
1955年、Ph.D.を取得せずにMITを卒業し、当時シルバニア・エレクトリック・プロダクツの半導体部門だったシルバニア・セミコンダクタに採用された。
その3年後の1958年に、当時急成長していたテキサス・インスツルメンツ(TI)に転職した。
その3年後、彼は同社のエンジニアリング部門のマネージャーに昇進した。
1964年にスタンフォード大学で電気工学のPh.D.を取得した。
テキサス・インスツルメンツでの25年のキャリア(1958 - 1983年)の間に、TIの世界的な半導体事業を担当するグループ・ヴァイス・プレジデントまで昇進した。
ライバルとなるSMICの創業者の張汝京はTIで当時部下だった。
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モリス・チャンさんが誕生してから、93年と135日が経過しました。(34103日)