飯塚幸三いいづかこうぞう

飯塚 幸三（いいづか こうぞう、1931年〈昭和6年〉6月1日 - ）は、日本の研究者、通商産業省技官。
東京大学工学博士。
専門は計量学。
測定器誤差と形状誤差を分離して真円度・円筒度測定ができるマルチステップ法の開発者。
15年間委員を務めた国際度量衡委員会では日本人初の副委員長にも就任し[17]、世界計量記念日を提唱[18]。
国際計測連合（IMEKO）では会長を務めた[19][20]。
中央計量検定所、計量研究所において[21]硬さ測定[22][23]や形状誤差[24][25]、物性計測など測定・計量の研究に取り組み、計量研究所所長、工業技術院長、クボタ取締役（常務[26]、専務[20]、副社長[27][28]）を歴任。
計測の国際標準化活動にも貢献し、日本計量振興協会や計測自動制御学会では会長を[29][30][26]、日本工学アカデミーや日本工業標準調査会では副会長を務めた[19][20]。
日本計量振興協会の会長退任後も、計量や計量標準、度量衡や国際組織の歴史について講演を行うとともに[31][32]、各種学協会で理事や顧問を務めた[33][34][35][36][37]。
2003年度に計測自動制御学会功績賞を受賞。
2015年秋には瑞宝重光章を受勲したが[19]、2019年4月に起こした池袋暴走事故[38]により2021年9月に禁錮5年の実刑判決が確定[39]。
それに伴い、瑞宝重光章を褫奪（剥奪）され ……