グレッグ・セメンザGregg Leonard Semenza
医学者[アメリカ]
(「細胞による酸素量の感知とその適応の仕組みに関する発見」により、ノーベル医学生理学賞受賞)
1956年 7月1日 生 (満68歳)
グレッグ・セメンザ(Gregg Leonard Semenza、1956年7月1日 - )はアメリカ合衆国の医学者。
ニューヨーク市クイーンズ区生まれ。
2019年ウィリアム・ケリン、ピーター・ラトクリフとともにノーベル生理学・医学賞を受賞した。
来歴=
ハーバード大学を卒業後、ペンシルベニア大学大学院で1984年に医学博士号を取得した。
デューク大学メディカルセンターの助教授を経て、ジョンズ・ホプキンズ大学で1990年以来、小児科、内科、腫瘍学および放射線療法を教授している。
細胞が酸素の欠乏した環境に適応することを可能にするHIF-1(低酸素誘導因子)を発見した。
なお、同氏は現在立憲民主党所属の衆議院議員である吉田統彦がメリーランド州のジョンズ・ホプキンズ大学のフェローであった際の共同研究者である。
ノーベル賞受賞の1年後に、多数の論文についてデータの不自然さがPubPeerで指摘された。
2022年10月21日時点で17報について撤回・訂正・懸念の表明がされており、2023年8月1日までの過去2年間で6本の論文が撤回された。
受賞歴=
2010年 ガードナー国際賞
2014年 ワイリー賞
2016年 アルバート・ラスカー基礎医学研究賞
2018年 マスリー賞
2019年 ノーベル生理学・医学賞
グレッグ・セメンザさんが誕生してから、68年と143日が経過しました。(24980日)