星野英一ほしのえいいち
法学者[日本]
1926年 7月8日 生 (満98歳)
星野 英一(ほしの えいいち、1926年7月8日 - 2012年9月27日)は、日本の法学者。
専門は民法。
学位は、法学博士(東京大学・論文博士・1962年)。
東京大学名誉教授。
日本学士院会員、文化功労者。
我妻栄門下。
弟子に内田貴、大村敦志、加藤雅信、中田裕康、廣瀬久和、森田宏樹、吉田邦彦、河上正二など。
人物=
大阪府生まれ(ただし、戸籍上は神奈川県小田原市)。
父は、元銀行員で後に弁護士。
母方の祖父以来、カトリック教徒。
東京高師附属小・中学校(現・筑波大附属小、同附属中・高)、旧制一高を経て、東京大学法学部卒業。
附属中学校の同期には、星新一、槌田満文、今村昌平、大野公男、児玉進、黒澤洋(元日本興業銀行会長)などがいる。
1946年から3年間、結核のため、小金井の桜町病院とその姉妹サナトリウムである房総の海上寮で療養する。
我妻栄の弟子。
我妻の『近代法における債権の優越的地位』(有斐閣、1953年)の校正は当時研究生だった星野が行った。
弟子中一番若手ながら東大民法学を継ぐ。
加藤一郎と利益考量論を提唱したが、価値判断は、他人の結論を覚えるものではなく、自ら思索してつかむものと学生を戒めた。
大学進学率が50%に満たない昭和40年代後半から昭和50年代後半の時期、大学非通学者および法律学非専攻者向けに、契約法までの分野について、社会の法的側面の考察と法律的な考え方を解説する『民法概論』シリーズの各 ……
星野英一さんが誕生してから、98年と136日が経過しました。(35931日)