安田純平やすだじゅんぺい
フリージャーナリスト[日本]
(2015年6月シリアに密入国後行方不明となり、正体不明の組織に拘束され、助けを求める映像が流された後、2018年10月に解放される)
1974年 3月16日 生 (満50歳)
安田 純平(やすだ じゅんぺい、1974年3月16日 - )は、日本のフリージャーナリスト。
人物
埼玉県入間市出身。
お寺の過去帳で16代前まで先祖をさかのぼれる。
埼玉県立川越高等学校を経て、一橋大学社会学部に合格、卒業。
1997年信濃毎日新聞入社、松本本社配属。
脳死肝移植問題などを担当した。
2002年3月、休暇をとりアフガニスタン取材。
同年4月、文化部に異動、12月に休暇をとりイラク取材。
2003年1月に信濃毎日新聞社を退社し、フリージャーナリストに転身する。
フリージャーナリストへ転身
2003年2月からイラクに滞在しナジャフ県、バグダード、サマーワなどを取材。
イラク戦争中に当時のイラク政府が行った人間の盾作戦に他のジャーナリスト等と共に自ら参加した。
フセイン政権崩壊までの間、イラク軍やイラク警察に数度拘束される。
2004年4月14日、先に拘束されていた日本人3人の人質(イラク日本人人質事件)の消息を掴むためファルージャに向かう途中、武装勢力に渡辺修孝とともに拘束されたが、4月17日に解放された。
拘束したのは武装農民で、昼間は農民として働き、夜はムジャヒディンとして活動していた。
4か所を転々としたが、縛られることはなく、部屋の中を歩いたり、屋外のトイレを使うことも出来た。
日本への帰国費用は、自分が持っていたヨルダンから日本への航空チケットを利用し、イラクからヨルダンまでの航空運賃やヨルダンでのホテル代 ……
安田純平さんが誕生してから、50年と250日が経過しました。(18513日)