式守勘太夫しきもりかんだゆう
相撲行司・第11代[日本]
(本名・今岡英樹)
1959年 9月22日 生 (満65歳)
三太夫(さんだゆう)は、大相撲における行司の名跡である式守与太夫・式守勘太夫・式守錦太夫の総称である。
元は伊勢ノ海部屋の名跡で、明治30年代までは伊勢ノ海部屋、もしくはその分家の部屋の行司のみが襲名していた。
概要=
最高位の立行司たる木村庄之助や式守伊之助に準ずる由緒ある名跡であり、明文化された規則はないが幕内格以上が襲名する。
特に大正後期に5代式守与太夫・3代式守勘太夫・3代式守錦太夫の3名が三役格行司に在位した時代は 「名行司三太夫」 と呼ばれた。
現在行司で「~太夫」の形の名跡が襲名されるのは式守家のこの3名跡のみである。
かつては木村家でも「~太夫」の形の行司名として大坂相撲の木村錦太夫(後の22代木村庄之助)や、宝暦の頃の木村茂太夫、木村庄太夫が存在したが、現在では木村家では「~太夫」の形の名跡は襲名されていない。
また木村家・式守家以外の現在消滅した行司家も含めると、歴史上森久太夫、尺子藤太夫が確認されている。
現在でもこれら式守家の三太夫も名跡は式守家の別の名前から改名して襲名することがほとんどであるが、木村吉之輔→11代式守錦太夫(後の40代式守伊之助)や木村和一郎→11代式守勘太夫(現・38代木村庄之助)のように、木村家から襲名した例もある。
式守与太夫(しきもり よだゆう)=
2009年1月場所、8代式守錦之助が幕内格に昇進し12代与太夫を襲名。
与太夫の名乗りは式守伊之助への出世名で ……
式守勘太夫さんが誕生してから、65年と62日が経過しました。(23803日)