南部英夫なんぶひでお
映画監督、脚本家[日本]
1939年 9月7日 生 (満85歳)
南部 英夫(なんぶ ひでお、1939年9月7日~ )は、日本の映画監督、脚本家。
福井県武生市(現:越前市)出身。
経歴=
福井県立武生高等学校、早稲田大学法学部卒業後、スライド制作会社勤務を経て、1965年に松竹大船撮影所に入社する。
入社当時は、かつての最盛期には年間11億を超えた映画人口が、テレビの普及や娯楽の多様化に押されて、3億台にまで落ち込んだ映画のドン底時代だった。
入社直後に給料遅配となり、自宅待機などの合理化で撮影所のスタッフは激減した。
学生時代に観た映画「にっぽん・ぱらだいす」(松竹作品)に感銘を受けていたことで、当該作品の監督である前田陽一に師事する。
以降、前田作品に加えて、先輩助監督で監督に昇進した田向正健・山根成之監督などの共同脚本に参加する。
1976年「愛と誠・完結篇」で監督デビュー。
のちフリーランスとなる。
1999年の映画「新・唐獅子株式会社」では、監督の前田陽一が急逝したことで協力監督として現場を引き継ぎ、恩師の遺作の完成に貢献した。
監督・主な作品=
映画=
愛と誠・完結篇 (1976、松竹、兼・脚本)
少林寺拳法 ムサシ香港に現わる (1976、松竹、兼・脚本)
カラテ大戦争 (1978、松竹・三協映画、兼・脚本)
四角いジャングル 最終章 格闘技オリンピック (1982、三協映画、ドキュメンタリー)
新・唐獅子株式会社 (1999、アルゴ、協力監督)
恋するトマト (2004、製作委員会)
テレビ=
<読売テレビ/木曜ゴールデンドラ ……
南部英夫さんが誕生してから、85年と78日が経過しました。(31124日)