ユエン・ウーピンYuen Woo-ping
映画監督、武術指導者[香港]
1945年 1月1日 生 (満79歳)
ユエン・ウーピン(袁 和平、Yuen Woo-ping、1945年 -)は、香港の映画監督、武術指導、アクション監督である。
人物・経歴=
1945年、中国広東省広州市で10人兄弟の次男として生まれる。
父は、1930年代に京劇から香港の粤劇(中国語版)(えつげき)に移籍し名門粤劇団で活躍、のちに映画界に入り香港映画初の武術指導となった袁小田(ユエン・シャオティエン)
。
その父から幼少時より弟たちと共に北派の武術と京劇を習い、また1年間サモ・ハン・キンポーらの所属していた中国戯劇学院で学んだ
。
やがて父について撮影所に行くうちにスタントマンとして映画界で働くことになる
。
1971年の『瘋狂殺手(原題)』では弟袁祥仁(ユエン・チョンヤン)と初めて武術指導を担当。
香港の著名監督でプロデューサーでもある吳思遠(ン・シーユエン)のもと
30本以上の映画で武術指導をつとめたのち、1978年にはジャッキー・チェンを主演に、師匠役として父袁小田をむかえた『スネーキーモンキー 蛇拳』で映画監督デビュー。
続く『ドランクモンキー 酔拳』も好評を博し、この二作はジャッキー・チェンの出世作となった。
1980年には和平電影製片(香港)公司を設立。
血縁関係で構成された「袁家班」(ユエン・アクションチーム)の長として多くのカンフー映画を世に送り出す。
当時の袁家班の内訳は、実弟である袁祥仁(ユエン・チョンヤン)、袁信義(ユエン・シュンイー)、袁振洋(ブランデ ……
ユエン・ウーピンさんが誕生してから、79年と326日が経過しました。(29181日)