逸ノ城駿いちのじょうたかし
相撲力士[モンゴル]
1993年 4月7日 生 (満31歳)
逸ノ城 駿(いちのじょう たかし、1993年4月7日 - )は、モンゴル国アルハンガイ県バットツェンゲル村(モンゴル語版、英語版)出身で、湊部屋に所属した元大相撲力士。
本名は三浦 駿(みうら たかし)。
帰化前はアルタンホヤグ・イチンノロブ(モンゴル語キリル文字表記:Алтанхуягийн Ичинноров、ラテン文字転写:Altankhuyagiin Ichinnorow)。
身長192.0cm、体重224.0kg。
血液型はA型。
最高位は東関脇(2018年7月場所、2019年5月場所)。
来歴=
遊牧民時代=
モンゴル在住時代は遊牧民であり、ウランバートルから400キロ離れた草原でヒツジやヤギなど家畜を飼いながら季節によって移動して生活していた。
当時は馬の生乳を毎日2リットル飲んでいた。
学校がある時期は弟と妹と共に自宅のゲルから20キロ離れた学校のある村のゲルで共同生活を送った。
「ヒツジを狙ったオオカミがやって来たときなど、夜中に起きなければならなかったのが大変だった。
でも馬に乗って走ることとか、楽しかった」と母国モンゴルでの少年時代を本人は述懐したことがある。
幼少期よりブフ(モンゴル相撲)に親しんでおり、14歳の時にアルハンガイ県大会で優勝した実績を持つ。
来日直前の3ヶ月間はウランバートルに住んで柔道もしていたが、2010年に鳥取城北高校相撲部の石浦外喜義監督に才能を見出されて来日し、同高校に相撲留学した。
働き手である長男を失うことを恐れ、「相撲に向いているのだ ……
逸ノ城駿さんが誕生してから、31年と228日が経過しました。(11551日)