塩沢由典しおざわよしのり
経済学者[日本]
1943年 10月1日 生 (満81歳)
塩沢由典(しおざわ よしのり、1943年10月1日 - )は、日本の経済学者。
大阪市立大学名誉教授、前中央大学商学部教授。
長野県塩尻市生まれ。
業績=
一貫した新古典派均衡理論批判で知られている。
現代古典派経済学・複雑系経済学を提唱し、進化経済学・国際貿易論などにも精通する。
本名は塩澤由典であるが、論文・著書等では一貫して「塩沢由典」を用いている。
略歴=
1962年 長野県長野高等学校卒業
1966年 京都大学理学部数学科卒業
1968年 京都大学大学院理学研究科数理解析専攻修士課程修了、京都大学理学部助手。
フランス留学を経て経済学に転向。
1976年 京都大学経済研究所助手
1983年 大阪市立大学経済学部助教授
1989年 同教授
2003年 大阪市立大学大学院創造都市研究科教授・同研究科長
2007年 同大学定年退任、名誉教授。
京都大学経営管理大学院関西経済経営論(関西アーバン銀行)寄附講座教授
2008年 中央大学商学部教授。
京都大学経営管理大学院関西経済経営論(関西アーバン銀行)寄附講座客員教授(2010年迄)
2015年 中央大学商学部教授を退職。
おもな主張=
経済は、経済主体にとってばかりでなく、それを研究する研究者にとっても大規模な複雑系であり、従来の経済学が複雑さの問題を正面に据えて考えてこなかったことを批判し、複雑系経済学を提唱する。
社会科学の方法論としてはミクロ・マクロ・ループを唱え、方法論的個人主義も方法論的全体主義も不十分で ……
塩沢由典さんが誕生してから、81年と52日が経過しました。(29637日)