ポール・シュレイダーPaul Schrader
映画監督、脚本家[アメリカ]
1946年 7月22日 生 (満78歳)
ポール・シュレイダー(Paul Schrader、1946年7月22日 - )は、アメリカ合衆国の映画評論家、脚本家、映画監督。
ミシガン州出身。
小津安二郎や三島由紀夫などに影響を受けるなど、大の親日家として知られ、知的な作風が特徴。
ドイツ系アメリカ人およびオランダ系の血を引く。
同志社大学で講師を務めたレナード・シュレイダーは実兄。
妻は女優のメアリー・ベス・ハート。
経歴=
極めて厳格なカルヴィン主義者の家庭に生まれ育ったため、生まれてからの長い間、映画を観ることを禁止された。
18歳の時に初めて観た映画に感化されて以降、映画にのめり込む。
コロンビア大学、UCLAで映画を専攻、小津安二郎やロベール・ブレッソン、カール・テオドア・ドライヤーなどの映画に傾倒する。
映画評論家として活動後、1974年の映画『ザ・ヤクザ』で脚本家デビューする。
続いて脚本を担当した『タクシードライバー』において監督マーティン・スコセッシおよび主演のロバート・デ・ニーロのゴールデントリオを確立。
『ブルーカラー/怒りのはみだし労働者ども』以降、『アメリカン・ジゴロ』といった作品では監督としても映画製作に携わる。
特に1985年の映画『ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ』(日本未公開)では、カンヌ国際映画祭最優秀芸術貢献賞を受賞し、高い評価を得た。
21世紀に入っても精力的に活動し、2018年には『魂のゆくえ』でアカデミー脚本賞にノミネ ……
ポール・シュレイダーさんが誕生してから、78年と122日が経過しました。(28612日)