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根岸英一ねぎしえいいち

化学者[日本(満州)]

1935年 7月14日 生 (満84歳)

根岸英一 - ウィキペディアより引用

根岸 英一(ねぎし えいいち、1935年7月14日 - )は、日本の化学者。
2010年、ノーベル化学賞受賞。
パデュー大学特別教授 (H.C. Brown Distinguished Professor of Chemistry)。
1935年(昭和10年)、満洲国新京特別市(現在の中華人民共和国吉林省長春市)にて誕生。
翌1936年(昭和11年)、南満洲鉄道系商事会社に勤めていた父の転勤に伴い、濱江省哈爾濱市(現在の黒竜江省ハルビン市)に転居して少年時代を過ごした。
1943年(昭和18年)、父の転勤で日本統治時代の朝鮮仁川府(現在の大韓民国仁川広域市)、次いで京城府城東区(同ソウル特別市城東区)で過ごした。
第二次世界大戦後の1945年(昭和20年)11月、東京都目黒区に引き揚げ、親戚一同と過ごしたが、深刻な食糧不足などを解消するため、神奈川県高座郡大和町(現大和市)南林間へ転居して、大和小学校および新制の大和中学校へ進学した。

関連書籍

ねぎしえいいち [生]1935.7.14.満州,新京日本の有機合成化学者。神奈川県立湘南高等学校を経て,1958年東京大学工学部を卒業,帝人に入社。1963年アメリカ合衆国のペンシルバニア大学で博士号を取得後,1966年にパーデュー大学のハーバート・ブラウン教授のもとで博士研究員となり,有機ホウ素化学を学ぶ。同大学助手,シラキュース大学准教授などを経て1979年にパーデュー大学教授,1999年からパーデュー大学ハーバート・ブラウン特別教授を務める。有機遷移金属化合物を触媒として用いる炭素‐炭素結合生成反応を研究するうち,シラキュース大学赴任後,京都大学の熊田誠,玉尾皓平らのニッケル触媒を使ったクロスカップリング反応の発見に刺激され,1977年に有機亜鉛(あるいはアルミニウム,ジルコン)化合物とパラジウム触媒を用いて2種の有機化合物を炭素‐炭素結合で生成させ,より複雑な有機分子をつくる,いわゆる根岸クロスカップリング反応の生成に成功した。これらは穏やかな条件で反応するうえ選択性も高く,応用性を広げた。これを用いた多くの医薬品や有用物質の合成も実用化されている。その他,ジルコニウム化合物を触媒に用いるZACA反応,有機ジルコニウムを含んだ根岸試薬を用いる有機合成法の発見も知られる。2010年に「有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング」でノーベル化学賞をリチャード・F.ヘック,鈴木章とともに受賞。 (引用元 コトバンク)