生年月日データベース

青木日出夫あおきひでお

翻訳家[日本]

1936年 6月10日

2006年 8月3日 死去腎不全享年71歳

青木 日出夫(あおき ひでお、1936年6月10日 - 2006年8月3日)は、日本のアメリカ文学者、翻訳家、風俗史研究家。
概要= 京都府生まれ。
早稲田大学大学院英米文学研究科修了。
学生時代から神田神保町でペーパーバックを買いあさり、勇名を馳せた。
同じように神田神保町でペーパーバックを買いあさった仲間に早稲田大学の同級生でもある小鷹信光がおり、1962年からはその小鷹や片岡義男とともに雑誌『マンハント』でペーパーバックを紹介する「ポケットの中の本棚」を担当した。
また、常盤新平と知り合い、ハヤカワミステリやハヤカワノヴェルズへの企画を担当した。
なお、小鷹によれば、リチャード・スタークの悪党パーカー・シリーズは「私が当時の仲間(片岡義男、青木日出夫)たちと一緒に売り込んだ」ものという。
1964年、宮田昇の紹介で河出書房の「人間の文学」シリーズの企画に携わる。
そのまま、河出書房の編集部に入社、得意の英語を生かして海外を飛びまわり、主に版権交渉に当たった。
また1966年にはアナイス・ニンの来日に尽力。
以後、ニンとは個人的親交を深め、ニンの紹介でヘンリー・ミラーやオリンピア・プレスの社主であるモーリス・ジロディアスとも知己を得た。
1967年、河出書房を退社し、宮田昇らとともに日本ユニ・エージェンシーを設立、役員を務めた。
翻訳の仕事の他に海外の出版物の紹介・斡旋を手がけ、デアゴスティーニ・ジャパン相談役 ……

青木日出夫さんが誕生してから、88年と164日が経過しました。(32306日)
亡くなってから、18年と110日が経ちました。(6685日)
25621日間 生きました。