西加奈子にしかなこ
作家[日本]
1977年 5月7日 生 (満47歳)
西 加奈子(にし かなこ、1977年5月7日 - )は、日本の小説家。
イラン生まれ、大阪府出身。
『あおい』(2004年)で文壇に登場。
勢いのある軽快な筆致で人情、人生の機微を描く。
『サラバ!』(2014年)で直木三十五賞を受賞。
ほかに『さくら』(2005年)、『漁港の肉子ちゃん』(2011年)、『i』(2016年)など。
略歴=
父の海外赴任地イランのテヘランに生まれ、イラン革命が起きた2歳のときに帰国。
次いで、小学1年生から4年生までをエジプト・カイロで過ごし、帰国後は大阪府和泉市光明台で育つ。
和泉市立光明台中学校、大阪府立泉陽高等学校、関西大学法学部卒業。
大学卒業後は就職せず、アルバイトとして『ぴあ』の店舗取材ライターを続ける傍ら、のちに友人と協同で玉造 (大阪市)にカフェを開業。
25歳くらいから短編小説を書き始め、作家になるために、自信作を携えて単身上京。
知り合いから小学館の編集者を紹介され、2004年『あおい』にてデビュー、翌2005年に発表した『さくら』が20万部を超えるベストセラーとなった。
その後、『通天閣』で織田作之助賞(2007年)、『ふくわらい』で河合隼雄物語賞(2013年)、作家生活10周年を記念して上梓した大作『サラバ!』で、直木賞(2015年)を受賞した。
『きいろいゾウ』(2006年)が、宮崎あおい、向井理の出演で映画化(2013年2月公開)され、また、2021年6月には『漁港の肉子ちゃん』(2011年)が、明石家さんまの企画・プロデュース、渡 ……
西加奈子さんが誕生してから、47年と198日が経過しました。(17365日)