松橋登まつはしのぼる
俳優[日本]
1944年 11月13日 生 (満80歳)
松橋 登(まつはし のぼる、1944年〈昭和19年〉11月3日[1] - )は、日本の俳優、声優。
本名は同じ[1]。
千葉県[1]市川市出身。
上智大学外国語学部フランス語科中退[1]。
いむらプロ[2]、宮前寿美子事務所[1]、アルファエージェンシー[3]を経て、町田英子事務所に所属。
来歴・人物=
大学中退後、1967年に劇団四季に入団[4]、同劇団のホープとして『ハムレット』『白痴』などで主役を演じ注目を浴びる。
1970年には松竹の『青春大全集』で吉永小百合の相手役に抜擢されて映画界にも進出。
以降も繊細な個性を持つ美形俳優として、テレビドラマにも活躍の場を広げるが、単なる二枚目役に収まらず、その甘いマスクの内面に潜む狂気を体現したようなエキセントリックな演技でも多くの実績を残している。
冷酷非情な色悪から病的なサイコ犯、憎々しいドラ息子や時代劇のバカ殿まで、癖の強い役柄をさまざまに演じ、個性派俳優としての揺るぎない地位を確立した。
テレビドラマ『天皇の世紀』で一橋慶喜、『黄金の日日』で足利義昭、太宰治の『右大臣実朝』を紹介した番組で源実朝[注 1]と、「最後の将軍」を3人とも演じた唯一の俳優でもある。
また、声優としても海外映画、海外ドラマの吹き替えなどで幅広く活躍している。
主な例としては野沢那智に次いでジュリアーノ・ジェンマを多く担当しており[5]、他にもジョン・ローン、レオン・カーフェイ、カイル・マクラクランなどを持ち役とし ……
松橋登さんが誕生してから、80年と229日が経過しました。(29449日)