下村努しもむらつとむ
物理学者[日本]
1964年 10月23日 生 (満60歳)
下村 努(しもむら つとむ、1964年10月23日 - )は、物理学者、コンピュータセキュリティの専門家。
アメリカのカリフォルニア州在住。
ケビン・ミトニックの逮捕に協力した。
アメリカ国籍。
略歴=
愛知県名古屋市生まれ。
父は、2008年にノーベル化学賞を受賞した生物発光研究者の下村脩。
1歳で両親と共に渡米、プリンストン(ニュージャージー州)で育つ。
10歳頃から、平均15歳位の子供達から成るコンピュータ・クラブに参加し、プリンストン大学工学部にあるコンピュータの操作にのめり込む。
飛び級を重ね、中学を卒業しないまま12歳頃には高校に上がる。
この頃は両親との関係が芳しくなく、家より大学にいる時間が長かったという。
さまざまな学問に触れ、物理学と生物学とに惹かれる中、15歳の時に、下村はそのコンピュータに関する能力を買われてプリンストン大学の天文学部で計算担当を務めるようになり、のちにアルバイトとして学部に雇われた。
しかし通っていたプリンストン高校では、成績が優れなかったこと、授業態度が教師に疎んじられたこと等により、3年生で放校となる。
1982年、17歳でカリフォルニア工科大学に入学。
大学時代には高名な物理学者リチャード・P・ファインマンのもとで2年間学んでいた。
しかし大学を中退し、1984年末、19歳の時にロスアラモス国立研究所へ移り、ブロズル・ハスラッカーと共にラチス・ガス・オートメタ・モデルの基本理論 ……
下村努さんが誕生してから、60年と31日が経過しました。(21946日)