中村幸四郎なかむらこうしろう
数学者[日本]
1901年 6月6日 生
1986年 9月28日 死去享年86歳
中村 幸四郎(なかむら こうしろう、1901年6月6日 - 1986年9月28日)は、日本の数学者(数学基礎論・数学史)。
大阪大学名誉教授、関西学院大学名誉教授、兵庫医科大学名誉教授、文学博士。
従四位勲三等旭日中綬章。
トポロジーを日本に最初に導入し、「位相幾何学」と翻訳した。
また、エウクレイデスの『幾何原本』を「原論」と訳した。
東京文理科大学で下村寅太郎と数学史の研究を始め、大阪大学で原亨吉と研究を進めた。
数学の参考書では、数研出版から『チャート式 基礎からの基礎解析』、『チャート式 基礎からの代数・幾何』、『チャート式 基礎からの微分・積分』などを著している。
略歴=
1901年 東京に生れる。
1926年 東京帝国大学理学部数学科を卒業。
東京高等師範学校の講師を務める。
1929年6月-1932年3月 ドイツとスイスに留学。
チューリッヒ工科大学のハインツ・ホップに学ぶ。
1961年 関西学院大学理学部教授
1986年 宝塚で没する。
主な著書=
幾何学基礎論、共立社書店〈輓近高等数学講座.第26巻〉、1934年(昭和9年)
位相幾何学概論、共立社〈輓近高等数学講座.第32巻〉、1936年(昭和11年)
幾何学基礎論、共立出版、1947年(昭和22年)
数学史、新興出版社・啓林館〈中学校数学科教材研究叢書;14〉、1962年(昭和37年)
数学史、新興出版社・啓林館〈小学校算数科教材研究叢書;14〉、1962年(昭和37年)
ユークリッド——原論の背景——、玉川大学出 ……
中村幸四郎さんが誕生してから、123年と168日が経過しました。(45094日)
亡くなってから、38年と54日が経ちました。(13934日)
31160日間 生きました。