本多敏行ほんだとしゆき
アニメーター[日本]
1950年 9月22日 生 (満74歳)
本多 敏行(ほんだ としゆき、1950年9月22日 - )は日本の男性アニメーターである。
群馬県出身。
来歴=
1969年にAプロダクション(現:シンエイ動画)に入社。
先輩に宮崎駿・芝山努・大塚康生・近藤喜文等が、1年後輩には青木悠三などがいた。
『巨人の星』の作画では大塚から「実際に紙を燃やして、火の燃え方を観察する」、『パンダコパンダ』の作画では宮崎から「玉子焼きを実際に作り、油の跳ね方を観察する」など、頭の中で理屈で考えるのではなく実体験に即した作画指導を受ける。
20歳の頃、映産労(映像文化関連産業労働組合・代表/島田耕)の活動を始める。
当時の映産労は非公然の労組だったが、本多はAプロ分会長に就任と同時に未組織労働者の組織化を担当した。
この活動の中で(実際には酒を酌み交わす時間の方が長かったが) 金田伊功・貞光紳也・百瀬義行・内山正幸・友永和秀・長崎重信らと親交を結ぶ。
1971年、映産労は『つるのすごもり』(原作/高倉輝、演出・作画監督/芝山努)を自主制作し、本多は作画を担当した。
これは労働運動だけではなく、良質な作品を発表することで映産労の理念を広く知らしめるために制作された。
Aプロダクションでは宮崎など他者からの要望により『未来少年コナン』のコナン、『巨人の星』ではユニフォーム着用時の星飛雄馬、『ルパン三世』では大塚のモデルガンを用いたルパン三世などのポーズモデルを務めた。
また、『天 ……
本多敏行さんが誕生してから、74年と60日が経過しました。(27089日)