ケビン・ヤングKevin Young
陸上ハードル選手[アメリカ]
1966年 9月16日 生 (満58歳)
ケビン・カーティス・ヤング(Kevin Curtis Young, 1966年9月16日 - )は、アメリカ合衆国・ロサンゼルス生まれの元陸上競技選手。
1992年バルセロナオリンピック男子400メートルハードルの金メダリストである。
経歴=
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の学生のとき1987年と1988年のNCAAで、400メートルハードルで優勝。
ヤングは1987年のパンアメリカンゲームズで国際デビューし、2位でフィニッシュした。
1988年ソウルオリンピックでは4位で、エドウィン・モーゼスのひとつ後ろであった。
また、1991年の世界陸上では再び4位に入った。
1992年、ヤングは全米選手権で初のタイトルを獲得し、バルセロナオリンピックを46秒78の世界新記録で優勝した。
2018年6月アブデラマン・サンバが46秒98の記録を出すまで400メートルハードルで47秒を切っている者は彼しかいなかった。
彼はハードル間を12歩(1歩あたりおよそ2.7メートル)で走り、後に13歩に切り替える。
これはヤングのみが完璧に行える技術である。
ヤングの世界記録の走りは他の点で目立った。
当然速かったこともあったが、オリンピックの決勝でヤングは最終ハードルをスムーズに越えられなかっただけでなく(ハードリングの下降中、ハードルをかすめつまずいた)、後続選手を大きく引き離し、減速し、腕を上げてフィニッシュラインを越えた。
なお、同じくバルセロナの200メートル準決勝で、マイク・マーシュも似たようにゴール前で減速し ……
ケビン・ヤングさんが誕生してから、58年と67日が経過しました。(21252日)