ロマン・ポランスキーRoman Polanski
映画監督[フランス]
1933年 8月18日 生 (満91歳)
ロマン・ポランスキー(Roman Polanski、1933年8月18日 - )は、フランス出身の映画監督である。
経歴 =
生い立ち=
ユダヤ教徒のポーランド人の父親と、カトリック教徒でロシア生まれのポーランド人の母親の間に、パリ11区で生まれる。
出生時の名前はライムント・ロマン・リープリンク(Rajmund Roman Liebling)。
3歳のとき一家はポーランドのクラクフに引っ越し、そこで幼少期を過ごした。
第二次世界大戦時は、ドイツがクラクフに作ったユダヤ人ゲットーに押し込められた。
ゲットーのユダヤ人が一斉に強制連行される直前、父親はゲットーの有刺鉄線を切って穴を作り、ポランスキーはその穴から脱出に成功したが、両親はそのまま強制収容所へと送られた。
その後、母親はアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所で虐殺された。
母親はこの時妊娠していたとポランスキーは証言している。
父親はナチスにより採石場で強制労働をさせられていたが、終戦まで生き残った。
またポランスキー自身も、ドイツに占領されたフランスのヴィシー政権下における「ユダヤ人狩り」から逃れるため、各地を転々と逃亡した。
この体験がポランスキーの作品に深く影響を与えることとなった。
俳優=
第二次世界大戦終結後にポーランドへ戻り、生き延びた父親と再会した。
その後は映画に興味を持ち、ウッチ映画大学で学んだ後、冷戦下の1950年代にポーランドで俳優として活動を始める。
いくつかの ……
ロマン・ポランスキーさんが誕生してから、91年と95日が経過しました。(33333日)