飯沢匡いいざわただす
作家、演出家[日本]
1909年 7月23日 生
1994年 10月9日 死去享年86歳
飯沢 匡(いいざわ ただす、1909年7月23日 - 1994年10月9日)は、日本の劇作家、演出家、小説家。
人物・来歴=
父の転勤先の和歌山市で生まれ、愛媛県松山市を経て東京小石川原町や巣鴨に育つ。
本名は伊澤 紀(いざわ ただす)で、警視総監・貴族院議員・台湾総督を歴任した官僚政治家・伊澤多喜男の次男。
母は色川武大の親戚の色川家の人で、飯沢と色川は「高祖父が兄弟」の関係になる。
1922年、東京高等師範学校附属小学校(現・筑波大学附属小学校)卒業。
在学中は算術が苦手で家庭教師をつけられたが成績不良であった。
同年、武蔵高等学校 (旧制)尋常科に第1期生として入学。
やはり数学が苦手で落第を経験。
落第後の同級生に黒金泰美がいた。
1925年、尋常科3年のとき発病しサナトリウムに入院、1926年までを過ごす。
1928年、学校嫌いのため、高等科1年のとき武蔵高等学校を退学。
同年、文化学院美術科に入学。
1932年、文化学院美術科を卒業し、専修科(美術)に進む。
1933年、東京朝日新聞社(現:朝日新聞東京本社)入社。
在学中から長岡輝子・森雅之・金杉惇郎らのテアトル・コメディに参加、1932年に劇「藤原閣下の燕尾服」で劇作家デビュー。
飯沢匡という筆名は、朝日新聞社在職中、上司に隠れてNHKラジオのために台本を書いた際、アルバイトが露見しないようNHKの担当者に「印刷しては別人に見え、アナウンサーが発音すると本名のように聞こえるという名を ……
飯沢匡さんが誕生してから、115年と121日が経過しました。(42125日)
亡くなってから、30年と43日が経ちました。(11001日)
31124日間 生きました。