長尾みのるながおみのる
イラストレーター[日本]
1929年 6月4日 生
2016年 10月6日 死去心不全享年88歳
長尾 みのる(ながお みのる、本名:長尾 実、1929年6月4日 - 2016年10月6日)は、イラストレーター、装丁家。
経歴=
東京都中央区新富町生まれ。
1950年、早稲田大学(旧)工芸美術研究所卒業。
服飾専門校(西洋服装史)講師をしながら、舞台美術の勉強をする。
1953年、無銭の世界一周旅行に出発(1956年帰国)。
1959年、小説挿画を描きだす。
1961年、永六輔とのコンビの「アサヒグラフ」での連載が初の新語「イラスト」使用となり、日本初のイラストレーターを名乗る。
1976年、講談社出版文化賞を受賞。
1997年~1998年週刊読売で「週読俳句会」企画と俳画を担当。
レコード・CDジャケットのイメージ・イラストを1998年までに90点制作。
特に101ストリングス・オーケストラに依る作品が多い。
またブックデザインでは主に文芸関係の単行本装幀で、1998年までに1000点以上の作品がある。
連載小説の文芸さし絵も多数。
2004年、2005年、読売国際漫画大賞選考委員。
2005年に「よるのひるね」が復刻した『バサラ人間』で、イラストーリーという独特の表現の先駆者であったことで、再評価されている。
2016年10月6日午後1時14分、心不全のため、東京都杉並区の病院で死去。
著書・挿絵を担当した書籍=
きもののはなし 美好繁 著,長尾実 絵 小峰書店 1950 (小学生文庫 ; 33)
図説西欧服飾史 長尾みのる 著 青鳥社 1960
絵の中の放浪 長尾みのる 著 南北社 1961
ガリバー旅行記 スウィフト 原作,浜田 ……
長尾みのるさんが誕生してから、95年と170日が経過しました。(34869日)
亡くなってから、8年と46日が経ちました。(2968日)
31901日間 生きました。