上原善広うえはらよしひろ
ノンフィクション作家[日本]
1973年 7月6日 生 (満51歳)
上原 善広(うえはら よしひろ、1973年(昭和48年)7月6日 - )は、大阪府出身のノンフィクション作家。
被差別部落出身である事をカミングアウトし、部落問題を中心に文筆活動を行っている。
来歴=
1973年、大阪府松原市南新町(更池)で、4人兄弟の末っ子として生まれた。
父が24歳のときの第4子である。
父は食肉店を経営し、自民党系の同和会南大阪支部長を務めたが、のち部落解放同盟に移った。
父の店は後に堺に移転した。
母は堺の地主の末娘で、被差別部落の出身ではない。
少年時代に両親が離婚し、家庭の事情により羽曳野市や藤井寺市などを転々として育つ。
羽曳野市立河原城中学校に入学すると、次兄が少女に性的ないたずらをするようになった。
被害者には善広の同級生もいたので次第に学校へ寄り付かなくなった。
同校在学中は暴力的な不良と見られており、シンナーを吸っていたが担任教師に救われて立ち直った。
このころ、部落解放研究部に所属。
大阪府立美原高等学校在学中に始めた円盤投で頭角を現し府大会で優勝。
高校時代は三度にわたり停学処分を受けていたがスポーツ推薦で大阪体育大学に入学。
在学中に20歳で学生結婚。
1996年に同大を卒業、同年に娘が誕生。
中学校の体育非常勤教師となる。
冒険家を志して単身渡米し、米国で1年間ほどを過ごし、23歳の時にロサンゼルスの日系新聞『羅府新報』でフリーライターとしてデビュー。
自らの ……
上原善広さんが誕生してから、51年と138日が経過しました。(18766日)