ハリソン・シュミットHarrison Hagan Schmitt
宇宙飛行士[アメリカ]
1935年 7月3日 生 (満89歳)
ハリソン・シュミット(Harrison Hagan "Jack" Schmitt、1935年7月3日 - )は、アメリカ合衆国の地質学者、元宇宙飛行士、大学教授、アメリカ合衆国上院議員である。
彼は、アポロ宇宙船で月を訪れ、足跡を残した最後の人物である。
ただし、彼は友人のユージン・サーナンよりも後にアポロ月着陸船を出たが、先に戻ってしまったため、真に最後まで月に留まっていたのはサーナンということになった。
また、アメリカ軍出身者以外で月へ行ったのはシュミットが初めてで、また現在までのところ唯一である。
ただし、ニール・アームストロングは1969年の月への到着前に軍を辞めていたため、最初の文民という訳ではない。
教育=
シュミットはニューメキシコ州サンタリタで生まれ、近くのシルヴァーシティで育った。
1957年にカリフォルニア工科大学で科学の学位を取り、その後1年間、ノルウェーのオスロ大学で地質学を研究した。
1964年に、ノルウェーでのフィールド研究を元にハーバード大学で地質学の博士号を取得した。
NASAでのキャリア=
初の宇宙遊泳中にアメリカ国旗と背景の地球の前でポーズを取るシュミット
アポロ17号のミッションで月のサンプルを採取するシュミット
1965年に最初の搭乗科学技術者のグループのメンバーとして、アメリカ航空宇宙局に参加する前、彼はアリゾナ州フラッグスタッフのU.S. Geological Survey's Astrogeology Centerで働き、アポロ計画でも用いられたフィールド技術の研究をして ……
ハリソン・シュミットさんが誕生してから、89年と155日が経過しました。(32662日)