獅子てんやししてんや
漫才師、獅子てんや・瀬戸わんや[日本]
1924年 6月25日 生 (満100歳)
獅子てんや・瀬戸わんや(しし てんや・せと わんや)、略称:てんやわんやは、戦後長きにわたり活躍した漫才コンビ。
大柄のてんやが、小柄で額の禿げ上がったわんやをいびり、わんやがムキになって怒るスタイルで人気を博した。
前職は警察官と市職員であり、二人とも地方公務員だった。
来歴・人物=
内海突破の兄弟弟子同士で、1952年(昭和27年)コンビ結成。
芸名の由来は獅子文六のベストセラー小説『てんやわんや』から。
なお苗字の「獅子」は、獅子文六から借用、「瀬戸」は『てんやわんや』の舞台が瀬戸内地方だったことによると思われる。
無断借用された獅子文六は「獅子となのるのは乱暴だ」と思っていた。
なお、のちの1967年ごろに、てんや・わんやの二人が、獅子文六の家に「無断借用のおわび」に来たことがあったという。
1952年、大塚駅前天祖神社の夏祭りで初舞台を踏み、ドサ回りで習練を積んだ。
1956年(昭和31年)1月、産経新聞社主催の「サンケイ漫才コンクール」にて国定忠治の出し物で一位、翌年の第1回NHK漫才コンクールにも「世界旅行をかえりみて」というネタで優勝し、並居る若手漫才の中で図抜ける。
新作に取り組む姿勢は積極的で、その中から「ひよこと卵」「なんで行ったの」などの定番ネタが磨かれた。
1961年7月26日、牧野周一等とともに小樽を巡業中、自動車事故で、てんやは全治3週間の大怪我、わんやは全治2ヶ月の重傷を負った。
1963年 ……
獅子てんやさんが誕生してから、100年と149日が経過しました。(36674日)