赤木駿介あかぎしゅんすけ
作家[日本]
1929年 4月22日 生 (満96歳)
赤木 駿介(あかぎ しゅんすけ、1929年 - )は、日本の競馬評論家、作家。
別筆名に卯月 久晴。
人物=
明治学院大学中退、東京経済大学中退。
主婦の友社、平凡出版、日本リサーチセンター勤務を経て、1967年フジテレビ『競馬中継』の解説者となる。
同番組には1975年まで出演した。
ハイセイコーを熱心に取材し、1975年に『実録ハイセイコー物語 - 愛されつづけた郷愁の馬』を出版した。
1974年、卯月久晴名義で応募した『蟻と麝香』で小説サンデー毎日・時代小説部門新人賞を受賞。
1990年に競馬評論をやめたのち小説家に転じ、おもに時代小説・歴史小説を手がける。
日本の近代農畜産・競馬の発展に足跡を残したお雇い外国人エドウィン・ダンの生涯を追う評伝小説や、徳川吉宗が輸入したアラビア馬(ペルシャ馬)をめぐる人間模様を描いた時代小説など、馬にまつわる作品も多い。
また、『天下を汝に』や『石川五右衛門』など、歴史上の著名な人物を新視点から描いた作品も多い。
作品一覧=
『実録ハイセイコー物語 愛されつづけた郷愁の馬』(勁文社) 1975年
『失われた犯科帳』(毎日新聞社) 1975年、のち大陸書房大陸文庫 1989年3月
『五冠馬(ジェミニ)の謎』(グリーンアローブックス) 1976年5月、のち改題『蒼い天馬』(集英社文庫) 1990年10月
『回転木馬』(青樹社) 1978年
『榎本武揚 物語と史蹟をたずねて』(成美堂出版) 1980年12月
『おもしろ競馬ブック もっともっと競馬が ……
赤木駿介さんが誕生してから、96年と210日が経過しました。(35274日)