リシャール・サンクRichard Sainct
オートバイレーサー[フランス]
1970年 4月14日 生 (満54歳)
リシャール・サンク(Richard Sainct、1970年4月14日 - 2004年9月29日)は、フランスの二輪オフロードレーサー。
BMWとKTMでダカール・ラリーを3度制覇した。
経歴=
2000年優勝マシン(BMW・F650RR)
フランスはサンタフリクの出身。
6歳でバイクに乗り始めた。
モトクロスでデビューした後、1988年からエンデューロへ挑戦し、翌年フランス選手権を制覇。
1990年、20歳の時にアトラス・ラリーからラリーレイドの道へ足を踏み入れ、1991年にカワサキからのマシンの提供を受けてダカール・ラリーへデビューした。
ゴール地点がケープタウンに設定された1992年大会は予算不足でダカールを断念したが、1995年にホンダの2ストロークエンジンのマシンで復帰。
1996年にKTMを駆り5位フィニッシュ。
1998年は終盤ショックアブソーバの問題によりリタイアするが、ステージ13で初のステージ勝利を飾る。
1999年はKTMの信頼性の問題もあって、前年にワークスチームが復活したBMWに加入。
ヤマハとステファン・ペテランセルの撤退によりKTMとの一騎打ちとなったが、KTM勢の包囲網を振り切って、自身と復帰後のBMWにとって初の優勝を飾った。
翌2000年はBMWが1-4という盤石なフィニッシュで、1位をサンクが占めて連覇を達成した。
この優勝は2020年にホンダが優勝するまで、長らくKTM以外のメーカーの最後の優勝となっていた。
彼はまた1998・1999年のチュニジアラリー、1997年・1998年・2001年・2002年のモロッコラリーでも優勝し ……
リシャール・サンクさんが誕生してから、54年と223日が経過しました。(19947日)