斎藤綾子さいとうあやこ
作家[日本]
1958年 4月7日 生 (満66歳)
斎藤 綾子(さいとう あやこ、1958年4月7日 - )は、東京都出身の小説家、エッセイスト。
武蔵野美術大学工芸デザイン科卒業。
作風=
大学在学中に、雑誌『宝島』に投稿した短編が編集部の目に留まり、同誌上で『性体験時代』というタイトルで連載が始まる。
1981年、それらをまとめた『愛より速く』(刊行当時は『愛より速く 二十三歳、性の自叙伝』というタイトルでJICC出版局より出版、現在は新潮文庫)が出版。
その赤裸々な性体験の告白で、世間に衝撃を与えたが、文体はあくまであっけらかんとして軽妙であり、それは後に続く作品群にも共通している。
自らをバイセクシュアルとカミングアウトしており、レズビアンをモチーフにした作品や、他にもSMなどアブノーマルな性を描いている。
女性にも受け入れられているポルノ作家である。
20歳の時に結核を患った経験がある(『結核病棟物語』という小説にしている)。
スキューバダイビングや鯨といった趣味を持ち、小笠原諸島を何度か訪れており、ここを舞台にした作品も書いている。
エッセイのみならず、小説中にも「斎藤綾子」が主人公として登場し、私小説的に読ませる作品が多い。
執筆活動のほかに、雑誌などでコメントを寄せることもあるが、本人がメディアに露出することはほとんどない。
著書=
『愛より速く 二三歳、性の自叙伝』(1981年、JICC出版局)のち新潮文庫
『結核病棟物語』(1989年、思想の科学社 ……
斎藤綾子さんが誕生してから、66年と228日が経過しました。(24335日)