バートン・リヒターBurton Richter
物理学者[アメリカ]
1931年 3月22日 生 (満93歳)
バートン・リヒター(Burton Richter、英語発音: [bəːrtn riktər]=バートン・リクター、1931年3月22日 - 2018年7月18日)は、アメリカ合衆国の物理学者。
略歴=
スタンフォード線形加速器センター(Stanford Linear Accelerator Center:SLAC)で陽電子-電子衝突ビーム装置(Stanford Positron-Electron Asymmetric Ring:SPEAR)の企画、建設に貢献した。
1974年にジェイプサイ中間子をサミュエル・ティンのチームとほぼ同時に発見し、1976年にノーベル物理学賞を受賞した。
ニューヨークに生まれ、マサチューセッツ工科大学で学んだ。
スタンフォード大学の教授であった時、アメリカ・原子エネルギー委員会の補助をうけて、ディビッド・リストンと陽電子-電子衝突ビーム装置SPEARを建設した。
1974年のJ/ψ粒子の発見は、チャームクォークが存在することを確定させた。
SPEARはJ/ψ粒子を発見したほか、マーティン・パールもSPEARにより1975年にτ粒子を発見した。
リヒターは1984年から1999年の間、SLACの所長を務めた。
受賞歴=
1975年 - アーネスト・ローレンス賞
1976年 - ノーベル物理学賞
2010年 - エンリコ・フェルミ賞
2014年 - アメリカ国家科学賞
バートン・リヒターさんが誕生してから、93年と245日が経過しました。(34213日)