藤堂志津子とうどうしづこ
作家、エッセイスト[日本]
1949年 3月14日 生 (満75歳)
藤堂 志津子(とうどう しづこ、1949年3月14日 - )は、日本の小説家、エッセイスト。
中編小説「熟れてゆく夏」で第100回直木賞受賞。
本名は熊谷 政江。
札幌市在住の作家として知られる。
経歴・人物=
1949年(昭和24年)3月14日、北海道札幌市に生まれる。
北海道札幌北高等学校を経て、藤女子短期大学国文科に入学。
1967年、同人詩誌『にじゅうえん詩集』の創刊に参加、1968年には19歳で第一詩集『砂の憧憬』を刊行する(熊谷政江名義)。
1969年、藤女子短期大学卒業。
1974年、第二詩集『六月にひとり逝き七月溺愛八月水死』(熊谷名義)を創映出版より公刊して注目される。
そのころから詩から小説に転じ、同人誌『莞爾』『マロオス』などに作品を発表。
1978年(昭和53年)、29歳のとき『北方文芸』3月号に発表した小説「鳥、とんだ」(熊谷政江名義)が第12回北海道新聞文学賞候補作となり、『北海道新鋭小説集 1978』(北海道新聞社、1978年)に採録される。
翌1979年には、「熟れてゆく夏」(熊谷名義)で第11回新潮新人賞候補、雑誌『すばる』5月号に発表した「三月の兎」が第13回北海道新聞文学賞候補に挙がる。
1983年、「椅子の上の猫」(熊谷名義)で『月刊クォリティ』主催の第7回北海道文学賞を受賞。
1987年(昭和62年)、38歳のとき、札幌市の広告代理店パブリックセンター在籍中に高校時代の恩師・川辺為三の督促で「マドンナのごとく」(熊谷政江名義)を『北方文芸』4 ……
藤堂志津子さんが誕生してから、75年と252日が経過しました。(27646日)