豊田利晃とよだとしあき
映画監督[日本]
1969年 3月10日 生 (満55歳)
豊田 利晃(とよだ としあき、1969年3月10日 - )は、日本の映画監督、脚本家。
人物=
『ポルノスター』『青い春』『ナイン・ソウルズ』『空中庭園』などの作品で知られる。
監督したほぼ全作品で脚本を書いている。
『火花』(2017年公開、監督:板尾創路)では、監督の板尾と共同で脚本を書いた。
経歴=
大阪府大阪市出身。
将棋棋士を目指して9歳で関西奨励会に入会したが、同時期に関西奨励会員であった村山聖(九段)や佐藤康光(九段、永世棋聖資格者、タイトル13期、日本将棋連盟会長)らの才能を見て自らの限界を悟り、17歳の時に自ら退会した。
鉄工所勤務、フリーライターなどの職を経て、21歳の時に助監督として映画界に入り、その3か月後に書いた『王手』(1991年公開、監督:阪本順治)の脚本が一発で採用され、才能を認められた。
30歳時の1998年に渋谷の裏社会で正反対に生きる二人の若者を描いたバイオレンス映画『ポルノスター』を初監督(千原浩史主演)。
その年の日本映画監督協会新人賞を受賞。
2001年、4人の実在のボクサーを5年間追い続けた映像をまとめた『アンチェイン』を発表。
松本大洋の人気コミックを映像化した『青い春』(松田龍平・新井浩文主演)は、ミニシアター系では異例のヒットを飛ばした。
2003年には9人の脱獄犯を描いた『ナイン・ソウルズ』を監督。
苦闘する男達の痛みを描くことを基調とした作品を立て続けに発表した。
2005年には、 ……
豊田利晃さんが誕生してから、55年と256日が経過しました。(20345日)