上條さなえかみじょうさなえ
児童文学作家[日本]
1950年 3月8日 生 (満74歳)
上條 さなえ(かみじょう さなえ、1950年3月8日 - )は、日本の児童文学作家。
人物=
東京都出身。
10歳の時に父が酒に溺れ、1年間学校へ行かずホームレスとして暮らし、その後親から離れて児童養護施設で過ごした。
2006年にこの体験を綴った自伝本『10歳の放浪記』(講談社)を出版し話題となる。
東京経済大学経済学部を卒業後、小学校教諭を務める。
毎日新聞社の《小さな童話》大賞を受賞し、37歳時に『さんまマーチ』(国土社)で作家デビュー。
教諭を辞めて後、埼玉県の児童館館長、埼玉県教育委員会委員長などを歴任した。
著書=
『さんまマーチ』(大石真解説、国土社) 1987年
『恋と虹のファンファーレ』(国土社) 1989年
『ちんどんパレード』(国土社) 1991年
『コロッケ天使』(学習研究社) 1991年
『女なんてだいきらい』(偕成社) 1994年
『ともだちじゃないか』(小学館) 1997年
『天丼一丁、こころ一丁』(汐文社) 1999年
『パオにいちゃんの魔法のスープ』(汐文社) 2002年
『保健室のクッキー』(汐文社) 2003年
『わたしとママのチョコレート物語』(文溪堂) 2005年
『10歳の放浪記』(講談社) 2006年
『玉子の卵焼き』(文溪堂) 2010年
『月と珊瑚』 (講談社) 2019年
テレビ出演=
「わたしが子どもだったころ」(NHK)
上條さなえさんが誕生してから、74年と258日が経過しました。(27287日)