アレックス・クリビーレÀlex Crivillé Tapias
オートバイレーサー[スペイン]
1970年 3月4日 生 (満54歳)
アレックス・クリビーレ(Àlex Crivillé Tapias、1970年3月4日 - )は、スペイン出身の元ロードレースライダー。
バルセロナ県ウゾーナ郡セバに生まれる。
ロードレース世界選手権において、125ccクラス(1989年)、500ccクラス(1999年)のチャンピオンとなった。
経歴=
1987年、ロードレース世界選手権(WGP)に80ccクラスから参戦を開始。
翌年フル参戦しシリーズランキング2位を得ると、125ccクラスにステップアップ。
1989年に5勝を挙げ、さっそくタイトルを獲得した。
1990年には250ccクラスに昇級するが、2年間は目立った成績を残せなかった。
1992年、母国の元王者シト・ポンスの率いるチームに加入し、最高峰500ccクラスに挑戦を始める。
第8戦オランダGPではトップライダーの負傷欠場や転倒が相次いだ波乱のレースを制し、同クラス初優勝を遂げた。
活躍が認められ、1994年よりワークスのレプソル・ホンダチームに加入。
同年から1998年まで5連覇を達成する偉大なエース、マイケル・ドゥーハンのチームメイトとなる。
クリビーレはドゥーハンの間近でライディングやセッティングの技術を学びながら、次第にライバルとして台頭し始める。
1996年オーストリアGPでは優勝争いの直接対決で初めて勝利。
チェコGPでは1000分の2秒差という写真判定で下した。
しかし、王者の牙城を崩せぬまま迎えた1999年、第3戦スペインGP予選中にドゥーハンが重傷を負い引退してしまう。
そのレースを制したクリビ ……
アレックス・クリビーレさんが誕生してから、54年と262日が経過しました。(19986日)