吉村萬壱よしむらまんいち
作家[日本]
1961年 2月19日 生 (満63歳)
吉村 萬壱(よしむら まんいち、本名:吉村浩一、1961年2月19日 - )は、日本の小説家。
経歴=
愛媛県松山市生まれ、大阪府大阪市・枚方市育ち。
大阪府立長尾高等学校、京都教育大学教育学部第一社会科学科卒業。
1997年、「国営巨大浴場の午後」で第1回京都大学新聞社新人文学賞受賞。
2001年、「クチュクチュバーン」で第92回文學界新人賞受賞。
実はプロの小説家になるつもりはなかったが、選考委員の山田詠美に叱咤され、それを覚悟することになる。
2003年、「ハリガネムシ」で第129回芥川龍之介賞受賞。
大阪府立佐野支援学校に勤めていたが退職する。
「芥川賞の賞味期限は10年しかない」と知り合いの編集者に言われ、退職して作家専業となる。
2016年、『臣女』で第22回島清恋愛文学賞受賞。
SFの影響を受けた、退廃的かつ破壊的な作風が特徴。
漫画家のTHE SEIJIは双子の弟。
作品リスト=
小説=
『クチュクチュバーン』2002年8月、文藝春秋、のち文庫 2005年、ISBN 978-4167679477
クチュクチュバーン(『文學界』2001年6月号)
人間離れ(『文學界』2001年11月号)
国営巨大浴場の午後(文庫版のみ収録)
『ハリガネムシ』2003年8月、文藝春秋、のち文庫、ISBN 978-4167679989
ハリガネムシ(『文學界』2003年5月号)
岬行(文庫版のみ収録、『文學界』2004年3月号)
『バースト・ゾーン 爆裂地区』(書き下ろし長編)2005年5月、早川書房、のち文庫
『ヤイトスエッド』講談社 2009 のち徳間文庫化
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吉村萬壱さんが誕生してから、63年と275日が経過しました。(23286日)