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相笠昌義あいがさまさよし

画家画家[日本]

1939年 2月18日 生 (満85歳)

相笠 昌義(あいがさ まさよし、1939年2月18日 - )は、日本の画家。
洋画家であり版画家である。
1972年作品の「見る人」から派生した「~をみる人」シリーズや、駅のホームを題材にした作品、日常風景を描いた作品などが主な代表作品である。
経歴= 相笠 昌義は1939年、東京・日本橋で生まれた。
1962年に東京芸術大学を卒業後、1960年代は版画やコラージュを中心に制作。
1968年「文明嫌悪症連作」はカメラ雑誌から切り取った形体によるコラージュと、そこから展開する版画のシリーズで、人間が生み出す文明や人間の存在そのものへの嫌悪を諷刺的に表現した。
1970年、油彩による制作を再開。
作風は一転して具象となり、個々の人間が時間に翻弄されながら存在するさまを描いた《時間差計画》のシリーズは、1970年代中頃から、駅や公園、動物園など、都会の中の群衆をテーマにした《日常生活》 へと移行。
人々が集まる都会の一角を舞台に、そこで繰り広げられる何気ない日常生活の一断面をリアルに描いた一連の作品で、アイロニーとユーモアの漂う独自の世界を築き上げた。
その後も「日常生活」をテーマに家族、子どもたち、海外の街角、観光地など、新たな視点を取り入れつつ、卓越した観察眼と徹底したリアリズムで現代社会に生きるさまざまな人間模様を描き続けている。
エピソード= 東京芸術大学で洋画家・小磯良平の教室で学んだ後、新人洋画家の登竜門とされ、画壇の芥川 ……

相笠昌義さんが誕生してから、85年と277日が経過しました。(31323日)

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