中村吉右衛門なかむらきちえもん
歌舞伎役者・二代目[日本]
1944年 5月22日 生
2021年 11月28日 死去心不全享年78歳
中村 吉右衛門(なかむら きちえもん)は、歌舞伎役者の名跡。
江戸時代中期に佐野川屋系が二人、明治以降に播磨屋系二人がいる。
今日ただ「中村吉右衛門」というと、通常は播磨屋系の吉右衛門を指す。
歴代=
佐野川屋系 中村吉右衛門=
屋号は佐野川屋。
宝暦期を代表する名女形・初代佐野川萬菊の弟を祖とする家系。
初 代 中村吉右衛門(佐野川屋)
初代佐野川萬菊の弟、1694–1770。
佐野川十蔵 → 初代中村十蔵 → 中村嘉津右衛門 → 初代中村喜津右衛門 → 佐野川屋初代中村吉右衛門
二代目 中村吉右衛門(佐野川屋)
生没年不詳。
中村吉蔵 → 二代目中村吉右衛門
播磨屋系 中村吉右衛門=
揚羽蝶
村山片喰
屋号は播磨屋。
定紋は揚羽蝶、替紋は村山片喰。
三代目中村歌六の長男を祖とする家系。
「吉右衛門」は初代の母方の祖父・小川吉右衛門の名に由来する。
初 代 中村吉右衛門
三代目中村歌六の長男、1886–1954。
尾上菊五郎とともに「菊吉時代」を築いた大正・昭和の大看板。
初代中村吉右衛門
二代目 中村吉右衛門
初代の娘婿・八代目松本幸四郎の次男で、初代の養子、1944–2021。
母方播磨屋の芸と父方高麗屋の芸の双方を引き継ぐ。
中村萬之助 → 二代目中村吉右衛門
中村吉右衛門さんが誕生してから、80年と183日が経過しました。(29403日)
亡くなってから、2年と358日が経ちました。(1089日)
28314日間 生きました。