中村歌六なかむらかろく
歌舞伎役者・5代目[日本]
1950年 10月14日 生 (満74歳)
中村 歌六(なかむら かろく)は、歌舞伎役者の名跡。
屋号は播磨屋、五代目のときに一時萬屋としている( → 詳細は「萬屋」の項を参照)。
定紋は播磨屋のときが揚羽蝶、萬屋のときが桐蝶、替紋は蔓片喰(つるかたばみ)。
初 代 中村歌六
大坂三井の番頭・丹波甚助の子、播磨屋作兵衛の養子、1779–1859。
三代目中村歌右衛門の門人から上方歌舞伎の名女形に。
初代中村もしほ → 初代中村歌六
二代目 中村歌六
初代の次男。
生年不詳-1891
初代中村種太郎 → 二代目中村もしほ → 二代目中村歌六 → 二代目坂東志うか(大和屋)
三代目 中村歌六
初代の三男、1849–1919。
現在の播磨屋系の各家の祖。
初代中村米吉 → 初代中村梅枝 → 初代中村時蔵 → 三代目中村歌六
贈四代目 中村歌六
三代目の次男・三代目中村時蔵の長男、1925–73。
病気で舞台に立てなくなり役者を廃業、以後脚本家として名をあげる。
死後8年目に「四代目中村歌六」を追贈。
三代目中村種太郎 → 二代目中村歌昇 → 小川貴智雄 → 贈四代目中村歌六
五代目 中村歌六
四代目の長男、1950–
四代目中村米吉 → 五代目中村歌六
重要無形文化財「歌舞伎脇役」の各個認定保持者(人間国宝)。
中村歌六さんが誕生してから、74年と40日が経過しました。(27069日)