稲垣美晴いながきみはる
翻訳家[日本]
1952年 1月30日 生 (満72歳)
稲垣 美晴(いながき みはる、1952年 - )は、フィンランド語を専門とする日本の翻訳家、エッセイスト。
経歴=
1952年、東京都出身。
女子学院高校を経て、青山学院女子短期大学国文科、東京芸術大学美術学部を卒業。
東京芸術大学在学中からフィンランドのヘルシンキ大学に留学してフィンランド人の画家アクセリ・ガッレン=カッレラを研究し、東京芸術大学卒業後もヘルシンキ大学でフィンランド語を学ぶ。
帰国後、『フィンランド語は猫の言葉』(1981年、文化出版局)を初めとするエッセイなどを発表してフィンランドの文化を紹介するとともに、フィンランド語の書物を翻訳。
1995年から2007年まで、東海大学文学部北欧学科に非常勤講師として勤務。
2008年、児童文学を中心に、フィンランドの文学、美術、歴史に関する書籍を刊行する出版社である猫の言葉社を設立した。
著書=
『フィンランド語は猫の言葉』(文化出版局) 1981年、講談社〈講談社文庫〉 1995年
新装版(猫の言葉社) 2008年
『サンタさん、分析します』(文化出版局) 1982年、のち改題『サンタクロースの秘密』(講談社文庫) 1995年
『注文の多い翻訳家』(筑摩書房)1987年
共著=
『妖精の国のクリスマス サンタクロースの故郷を訪ねて』(篠崎書林) 1989年
『木の家 ロシア・フィンランド・ノルウェイ ログハウス紀行』(建築資料研究社) 1990年
翻訳=
『地平線のかなたまで』(ヘルヤ・リウッコ=スンドストロム、CBS・ソ ……
稲垣美晴さんが誕生してから、72年と296日が経過しました。(26594日)