西村望にしむらぼう
作家[日本]
1926年 1月10日 生 (満98歳)
西村 望(にしむら ぼう、1926年(大正15年)1月10日 - 2022年8月22日)は、日本の小説家。
名前の本名での読みは「のぞむ」。
弟は小説家の西村寿行である。
来歴=
香川県香川郡雌雄島村大字男木(男木島、現・香川県高松市男木町)にて出生。
大連市乙種工業高等学校を卒業後、南満州鉄道で社員として勤務した。
多方面でマスコミ関係を活躍、四国の観光ガイドなどの著書を出した後、1978年に『鬼畜』で52歳にして小説家として遅咲きデビューを果たした。
1980年『薄化粧』、1981年『丑三つの村』、1988年『刃差しの街』で3度直木賞候補になるも受賞にはならなかったが、『丑三つの村』はヒット作となった。
1986年に『犬死にせしもの』が井筒和幸により映画化された。
また1992年には『火の蛾』を元にした「死んでもいい」が石井隆監督で映画化されている。
当初は現代ものの犯罪小説を書いていたが、のち時代ものの捕物を書くようになった。
作品=
観光ガイド=
『四国 観光百科』(山と溪谷社(アルパインガイド) 1966年 - )
『山陽・瀬戸内海 列車とマイカー 気まぐれ途中下車』(一水社(かもめ新書) 1967年)
『カラー四国』(山と溪谷社(山溪カラーガイド 1968年)
『四国遍路 八十八カ所霊場めぐり』(保育社(カラーブックス) 1968年)
『四国・小豆島・淡路島』(山と溪谷社(アルパインガイド) 1970年 - )
『霊の国家 二二六事件遺墨集』(編著、日本国憂会 1970年2月)
『私の野鳥 ……
西村望さんが誕生してから、98年と328日が経過しました。(36123日)