谷口由美子たにぐちゆみこ
翻訳家[日本]
1949年 1月9日 生 (満75歳)
谷口 由美子(たにぐち ゆみこ、1949年〈昭和24年〉1月9日 - )は、日本の翻訳家。
ローラ・インガルス・ワイルダーの著作をはじめ、主にアメリカの児童文学の翻訳を行っている。
本名、玉田由美子。
来歴=
山梨県甲府市出身。
1963年12月末に東京都世田谷区に転居、翌年4月都立駒場高等学校に進学。
上智大学外国語学部英語学科4年のとき、1970年から1971年にかけて交換留学生として米国のセント・メアリ・カレッジで学ぶ。
留学先の大学図書館に十代の初めごろから関心のあったローラ・インガルス・ワイルダー著の「小さな家シリーズ」(ローラ物語)の原書が所蔵されてあるのを見つけ、原書をこのときはじめて読み通している。
1972年3月に大学を卒業した後は、文部省大臣官房調査統計課外国調査係で事務補佐員として勤務しながら、アメリカ児童文学の翻訳にも携わっていた[注釈 6]。
当時は二足のわらじを履いていたと本人はふり返っている。
このころ、仕事上の偶然のつてを頼って児童文学翻訳家の恩地三保子に会い、自分の翻訳を見てもらって助言を得るなどの知遇を受けている。
1974年10月にローラ・インガルス・ワイルダー作品の”ふるさと”(地理的歴史文化的背景)を歴訪する旅[注釈 7]を行った。
帰国後は日本翻訳家協会に所属し[注釈 8]、翻訳したい本を出版社に紹介して回るなど翻訳活動に専念。
岩波書店で鈴木哲子が翻訳を担当していたローラ物語の続 ……
谷口由美子さんが誕生してから、75年と329日が経過しました。(27723日)