井坂洋子いさかようこ
詩人[日本]
1949年 12月16日 生 (満74歳)
井坂 洋子(いさか ようこ、1949年12月16日 - )は、日本の詩人。
小説家の山手樹一郎は祖父。
小説家の井口朝生、国文学者の井口樹生は叔父にあたる。
来歴=
東京生まれ。
上智大学文学部国文科卒業後、1985年まで自由学園女子部に国語教師として勤務する。
1979年、十代の女子学生の視点から女性の性意識や身体性を表現した詩集『朝礼』を発表して注目を浴びる。
以後、伊藤比呂美らとともに80年代の女性詩ムーブメントをリードし、女性詩のイメージを革新した。
1983年『GIGI』でH氏賞受賞、1995年『地上がまんべんなく明るんで』で高見順賞受賞、2003年『箱入豹』で藤村記念歴程賞を受賞、2011年『嵐の前』で鮎川信夫賞受賞、2017年『七月のひと房』で現代詩花椿賞受賞。
中原中也賞選考委員を務める。
2007年より佐々木安美、高橋千尋とともに詩誌『一個』を創刊。
受賞=
H氏賞(1983年)
高見順賞(1995年)
藤村記念歴程賞(2003年)
鮎川信夫賞(2011年)
現代詩花椿賞(2017年)
著書=
『朝礼 詩集』紫陽社 1979
『Gigi 詩集』思潮社(叢書・女性詩の現在) 1982
『話は逆』気争社 1983
『愛の発生』思潮社 1984
『詩集 眠る青空』沖積舎(現代女流自選詩集叢書) 1984
『ことばはホウキ星 詩・ナイト&デイ』主婦の友社 1985、ちくま文庫 1990
『詩集 バイオリン族』思潮社 1987
『夜の展覧会』思潮社 1987
『井坂洋子詩集』思潮社・現代詩文庫 1988
『詩集 マーマレード・デイズ』思潮社 1990
『詩集 地に堕ち ……
井坂洋子さんが誕生してから、74年と340日が経過しました。(27369日)