こだま兼嗣こだまけんじ
アニメ演出家[日本]
1949年 12月13日 生 (満74歳)
こだま 兼嗣(こだま けんじ、本名:児玉 兼嗣(読み同じ)、1949年12月13日 - )はアニメ監督、映画監督、キャラクターデザイナー。
北海道出身。
日本アニメーター・演出協会(JAniCA)会員。
開志専門職大学 アニメ・マンガ学部教授(2021年 - 2023年)。
妻はアニメーターでイラストレーターである神村幸子。
来歴・人物=
1971年に漫画家を目指して上京。
東京ムービーの社員募集広告を見たのがきっかけで同社に入社する。
当初は「絵を描かせるためにアシスタントを募集しているんだろう」と勘違いしてしまい、アニメーターという職業が如何なるものかも知らなかったが、「絵で収入が得られるならいいか」と受け止めた。
「巨人の星」「ルパン三世 (TV第1シリーズ)」の動画を手掛けた後、大塚康生・楠部大吉郎による原画スタッフ昇格試験をパスして、「新オバケのQ太郎」などの作画を担当した。
その時に影響を受けたのが、椛島義夫の独特のタイミングだった。
椛島に師事していた頃、毎日、出社すると呼び出されて描き直しをさせられていたという。
アニメーターを辞めた後に椛島から「お前は見込みがあるから鍛えていたんだ」と言われたとコメントしている。
「ルパン三世 (TV第2シリーズ)」で初めて作画監督を務め、月2本のサイクルで仕事を受けていたが、実際は北原健雄が作画のチェックを仕切っており、こだまは北原の補佐に近いポジションだった。
その時の北原の上手さ ……
こだま兼嗣さんが誕生してから、74年と344日が経過しました。(27373日)