岸本正壽きしもとまさとし
オリンパス光学工業 元社長[日本]
1935年 12月12日 生 (満88歳)
岸本 正壽(きしもと まさとし、1935年12月12日 - )は、日本の実業家。
オリンパス光学工業で社長・会長を歴任した。
経歴=
1954年に倉吉東高校を卒業。
早稲田大学では法律相談部で活動し、1958年(昭和33年)3月に同大学法学部を卒業して同年4月に光学工業に入社。
多くの同期と同様に本社勤務になると期待していたが、伊那市の顕微鏡工場勤務となった。
しかし原価管理などで工場全体を把握できる職務にやりがいを感じたという。
その後内視鏡など医療用光学機器の営業担当となり、医学雑誌などを読みながら精力的に業務をこなした。
その後ドイツに赴任し、下山敏郎とともに西ヨーロッパにおける市場開拓と販売網整備に努めた。
ドイツ時代は毎月売上目標達成パーティーを職場で開き、帰宅は常に深夜で家族と顔を合わせる暇もないほど多忙だったが、仕事をつらいと感じた事はなかっという。
1975年にオリンパス・ヨーロッパ所長となり、1984年にアメリカでオリンパスコーポレーション社長となるなど、約13年間にわたって欧米で勤務した。
1985年(昭和60年)1月にオリンパス取締役となり、1987年(昭和62年)5月に同経理部長、1988年(昭和63年)1月に常務取締役に就任。
バブル景気の中で渋谷区の社宅を売却し、約40億円の利益を上げている。
同年10月に経理部長兼広報室長、1990年(平成2年)6月に最年少の専務取締役に就き、同年10月に経理部担当兼広報室長となる。
1991年(平成 ……
岸本正壽さんが誕生してから、88年と346日が経過しました。(32488日)