杉山隆男すぎやまたかお

杉山 隆男（すぎやま たかお、1952年11月25日 - 2023年10月19日）は、日本のノンフィクション作家、小説家。
生家は神田神保町の「杉山書店」。
略歴= 東京都千代田区出身。
千代田区立一橋中学校、東京都立日比谷高等学校を経て一橋大学社会学部卒業。
在学中から沢木耕太郎のアシスタントを経て、読売新聞社入社。
2年ばかりで記者を辞職後、執筆活動に入る。
1986年『メディアの興亡』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。
1996年『兵士に聞け』で新潮学芸賞を受賞。
以後、『SAPIO』などの政治経済関連のフリーライターまたはルポライターとして活動。
2000年には、『SAPIO』に連載した「日本封印」で小説家としてもデビューした。
『兵士に聞け』では、自衛隊のレンジャー訓練に参加しPKOのテントで寝泊りするなど、3年間の密着取材を敢行した。
受賞歴= 1986年 - 第61回大宅壮一ノンフィクション賞（『メディアの興亡』） 1996年 - 第9回新潮学芸賞（『兵士に聞け』） 著書= ノンフィクション= 『メディアの興亡』（1986年6月、文藝春秋）、各（上・下）で、のち新潮文庫、文春文庫（1998年） 『きのうの祖国 - 東欧崩壊』（1990年12月、講談社）、ちくま文庫（1999年） 改題『世界を変えた50日』 講談社文庫（1993年） 『東ドイツ解体工場』（1991年1月、講談社） 改題『「世界」崩壊－それはベルリンで始まり、日本で続いている』 講談社+α文庫（2009年） 『兵士に聞け』（1995年7月、新潮社）、のち ……