マリア・ムトラMaria de Lurdes Mutola
陸上中距離選手[モザンビーク]
1972年 10月27日 生 (満52歳)
マリア・ムトラ(Maria de Lurdes Mutola, 1972年10月27日 - )は、モザンビークの陸上競技選手である。
オリンピックや世界選手権において数々のタイトルを獲得した選手である。
経歴=
ムトラは、マプト州のチャマンクロ(Chamanculo)出身である。
鉄道員の父と商売を行っていた母との間に誕生した。
小さい頃はサッカーの選手として才能を有していたが、モザンビークには女子のチームがないため男の子たちと一緒に行っていた。
1988年、彼女はソウルオリンピックの前に開催されたアフリカ陸上競技選手権大会に出場し、800mで銀メダルを獲得する。
その後、ソウルオリンピックの女子800mに出場し、2分4秒36の自己ベストを記録するも、予選の最下位であった。
このときまだ彼女は15歳であった。
バルセロナオリンピック=
1991年に東京で開催された世界選手権に出場した。
この大会で、ムトラは1分57秒63の世界ジュニア記録(当時)を樹立して4位に入賞し世界を驚かせた。
このときは、最後の数メートルのところでルーマニアのエラ・コバクス選手と接触し、コバクス選手はゴール前で転倒してしまった。
また、優勝したリリヤ・ヌルトディノワ選手もバランスを崩したムトラ選手に押されてゴール後に転倒してしまうという激しいレースであった。
1992年バルセロナオリンピックにも出場した。
この大会は彼女にとって、また、モザンビーク初のメダルの期待が高まる大会であった。
しかし、最後の ……
マリア・ムトラさんが誕生してから、52年と27日が経過しました。(19020日)