川島令三かわしまりょうぞう
鉄道評論家[日本]
1950年 9月21日 生 (満74歳)
川島 令三(かわしま りょうぞう、1950年9月21日 - )は、日本の鉄道評論家(鉄道アナリスト)である。
鉄道友の会会員、全国鉄道利用者会議会員。
兵庫県芦屋市出身、山梨県上野原市在住。
鉄道に関する著作が多く、中でも『全国鉄道事情大研究』(草思社)は25年以上続くシリーズとして現在も続刊中で、川島はこのシリーズをライフワークとしている。
略歴=
兵庫県立芦屋高等学校、東海大学を経て、電気車研究会『鉄道ピクトリアル』編集部に勤務。
同誌のグラフ写真の撮影のほか、同社が刊行していた『電気車の科学』の編集も担当した。
その後はフリーのライターとして鉄道関連の記事を書いていたが、収入も微々たるもので、妻子を養うために父親が関わるベンチャー企業に技術職として就職。
そこで製品の改良を手がけた経験から、鉄道の改善策に関しても「できないと反論する前に、まずやってみろ」というスタンスを身につけたと語る。
その後鉄道専門出版社「ジェー・アール・アール」設立に参画。
鉄道アナリストと自称し、著述活動を主に活動している。
内田百閒や宮脇俊三のような紀行文学や、種村直樹のような乗車記録とその感想、雑学的なものや時事問題(種村は元毎日新聞記者であった)と絡めての論評とは異なり、鉄道に関する評論家として「利用する側に立った辛口の感想と改善への提案」を文章で書くスタイルを確立したパイオニア的存在である。
所澤秀樹 ……
川島令三さんが誕生してから、74年と61日が経過しました。(27090日)