黒沢進くろさわすすむ
音楽評論家[日本]
1954年 9月5日 生
2007年 4月19日 死去肺炎享年54歳
黒沢 進(くろさわ すすむ、1954年9月5日 - 2007年4月19日)は、日本の音楽評論家。
「GS研究家」の肩書きを掲げ、グループ・サウンズ研究及び評論の草分けとして常に第一線で活躍。
グループ・サウンズを中心にロカビリーやフォークなど、1960年代前後の和製ポップスに関する評論や解説を専門とした。
特にグループ・サウンズに関しては、独自の観点から、GS全盛期に世に出ながらマイナーで終わったグループを『B級GS』(もしくは、『カルトGS』)、或いはソロ歌手によるGS風の楽曲を『一人(ひとり)GS』とそれぞれ名付け、それらの概念を作り上げた。
また、これら『B級GS』を中心とした和製ポップスの埋もれていた音源の発掘、及びGSの元メンバーの証言の採集にも尽力した。
来歴=
1954年9月、秋田県に生まれる。
中学時代にグループ・サウンズのブームが到来、「日本語で洋楽っぽいものが聞ける」というGSの魅力にとりつかれ、それ以来毎日、GSと名の付くものは全てテープに録音、或いはメモをとるという生活をおくる。
こうした記録を付け始めた動機を本人は「子供心に『これは後世にまで残すべき』という予感みたいなものがあった」と後年語っている。
またその当時から既に、あまり売れていない(もしくは誰も知らない)マイナーなGSに、特に関心を持っていたという。
1970年代に入り、グループ・サウンズのブームの退潮と共に、音楽そのものへの関心が薄れる。
ただし別格だった ……
黒沢進さんが誕生してから、70年と77日が経過しました。(25645日)
亡くなってから、17年と217日が経ちました。(6426日)
19219日間 生きました。