塚本勲つかもといさお
加賀電子 創業者[日本]
1943年 9月1日 生 (満81歳)
塚本 勲(つかもと いさお、1934年7月30日 - )は、日本の朝鮮語学者・翻訳家。
元大阪外国語大学教授。
経歴=
大阪府大阪市生野区に生まれ、在日韓国・朝鮮人の多い旧猪飼野地区の近くで育つ。
大阪府立天王寺高等学校を卒業後、京都大学文学部言語学科へ入学、同大学院博士課程終了。
京都朝鮮中高級学校非常勤講師を経て、1963年に大阪外国語大学外国語学部に新設された朝鮮語学科の専任講師に迎えられた。
戦後国内の教育・研究組織としては、1950年設置の天理大学文学部朝鮮文学語学科に続き、国公立大学では初めてとなる朝鮮語専門の学科であった。
そのころより大学内外の協力を得ながら朝鮮語辞書の編纂を開始し、資金不足など様々な困難を乗り越え23年の歳月をかけて1986年に『朝鮮語大辞典』を完成させた。
天理大学の研究室が1967年に出版した『現代朝鮮語辞典』の約12万語を上回る約21万語の収録語彙数を誇り、世界最大の朝鮮語対訳辞書となった。
同書は、本家から分裂中であった日本翻訳文化賞 (平松)(1997年に解散)の第23回(1986年度)を受賞している。
また、当時「社会主義にあこがれ、韓国の軍事政権に反対していた」という塚本は、朴正熙政権下の韓国における貧困・格差の実情を訴える『ユンボギの日記』の日本語訳を終えると、日韓基本条約締結に先立って1965年初めに出版し同書はベストセラーになった。
1977年から東大阪市旧小阪地区を経てJR鶴橋駅近くの大阪市 ……
塚本勲さんが誕生してから、81年と84日が経過しました。(29669日)